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ブラックブル
blackbull
根津のバーにお邪魔して飲んできました.
ダンカンテイラーのブレンデッドウイスキー,ブラックブルです.
30年の50度です.
熟成されてからブレンドしたのではなくて,ニューメイクスピリッツをブレンドしてから熟成したのだそうな.
ダンカンテイラーだからこそできる試みですよね.

色: シェリー樽でしっかり熟成された黒さ,光にかざすとちょっと赤みがさす
香り: レーズン,シロップ漬けのさくらんぼ,卵っぽい硫黄臭もあるが気にならない
味: 深いシェリー,落ち着いた甘み,レーズン

30年熟成に期待通りのおいしさをもっているウイスキーでした.
逆に,期待を超える意外性を持っていたかと言われると「?」ですが,そういうパフォーマンスをこのウイスキーに求めるのは酷な気もします.
ハーフショット(1,000円)で舐めて,期待に応えてくれるシュアなバッティングを楽しむのがいいかもしれません.
BBR クライヌリッシュ
bbr_clynelish
衝動買いしちゃいました,BBRのクライヌリッシュ.
1982年蒸留の27年,54.9%です.
高いのは高いんですが,このクラスのクライヌリッシュが1万というのはなかなかお買い得なのではないでしょうか.

色: リフィルシェリーなのか(?),夕焼け感のある金色
香り: 完熟の洋梨,メロンの中心部
味: 潮,噛みごたえのあるクリーミーさ,ねっとりとしたフルーツ

口に含んだ瞬間から飲み込んだ後の余韻まで,これぞフルボディと思わせる秀逸クライヌリッシュでした.
加水してもクリーミーさと潮っぽさがちゃんと残り,まったくへこたれません.
後に残る余韻も,飲み込んだ直後と10秒ほど経った後で段階的に変化します.

宣伝文句で「起承転結のあるモルト」と書かれていましたが,まさにその通り.
いやー,すばらしいウイスキーです.
菊と刀
benedict
ふと日本人論を読んでみようと思って,ルース・ベネディクトの「菊と刀」を読みました.
著者自身の誤解が混じっている部分も何点かありますが,明治から戦後にかけての日本人分析としては秀逸なものを感じさせます.
特に義理,義務,恩,恥など,日本人を日本人たらしめている色々な要因を見事に洗い出している点はさすがといったところでしょうか.
決して軽く読める本ではありませんが,文体自体はそれほど重苦しくもなく,ちょっと頑張って読んでみようかなと思わせる本でした.
ゲーデル
godel
ゲーデル関係の本を2冊読んでみました.
左側が「ゲーデルの世界」,右側が「ゲーデルの哲学」です.
「ゲーデルの世界」のほうは大学2年生ぐらいのときに買って,読んだは読んだんですがいまいち理解できなかった本です.
それを本棚から引っ張り出して再読してみたのですがやっぱりいまいち理解できなかったため,「ゲーデルの哲学」を買ってきました.

この「ゲーデルの哲学」,なかなかわかりやすくていい本です.
もちろん新書レベルなので数学的証明などはほとんど省かれているのですが,不完全性定理がどういうことを示しているのかを定性的に理解することができます.
ゲーデルの生涯や彼の死後の展開などにもそれなりにしっかり触れていて,一つの読み物としてもよくできていました.
時間があれば1日でも十分に読める内容なので,ゲーデルにさらっと触れてみたい方にはおすすめです.