
ポートエレンの試飲会にお邪魔してきました.
今回のラインナップは写真の左から順番に,
- プロヴェナンス 1982-2001 43%
- ダグラスレイン OMC 1982-2002 61.3%
- プレストンフィールド 1975 24yo 46%
- オフィシャル(ディアジオ) 3rd 1979-2003 57.3%
- シグナトリー 1980-1996 43%
でした.
まず1杯目に出されたのは,シグナトリーの若め(といっても16年)でした.
シグナトリーらしい綺麗で上品なポートエレンでした.
2年ぐらい前に買ったシグナトリーのボウモアに通じるような,柑橘系のさわやかなフルーツ香を感じました.
2杯目はプロヴェナンス.
プロヴェナンスのものは,リフィルのシェリーらしく,おだやかなシェリー香がするものでした.
ちょっとスパイシーな感じもしておいしかったです.
これぐらいの軽いシェリーだと,落ち着いた雰囲気を醸し出しつつも,モルト自体の味を邪魔しなくていいですね.
3杯目はメインと言われたプレストンフィールド.
一口飲んだときの印象は,1杯目のシグナトリーの延長上にあるモルト,といった感じ.
最初は,「おいしいけど飛び抜けてるわけじゃないかなあ」と思っていたのですが,
グラスを回して空気に触れさせているとどんどん香りが開いて,素晴らしいモルトに変身していきました.
46%まで加水されているのですが味は力強く,さらに余韻も長い.
優秀なお酒でした.
加水3銘柄の後はカスク構成.
4杯目はダグラスレインの「これぞシェリー樽!」というポートエレン.
長熟なのでツンツンしてはいませんが,シェリー樽の強い印象を感じさせます.
干しぶどうやチョコレートのような甘い香りが漂っていました.
味も丸い感じで,カスクの割には強さをあんまり感じませんでした.
# どちらかといえば,プレストンフィールドのほうが強い印象も.
そして,最後はオフィシャルのポートエレン.
やっぱりオフィシャルだけあって,バランスのよさを感じさせる酒でした.
あの「なめし革の香り」というのも,今回の中で一番感じられたように思います.
とんがった特徴は見つけられなかったのですが,中庸の優等生モルトでした.
試飲会の後に銀座のバーに案内してもらいました.
銀座のバー,初体験!
# そもそも銀座で飲むこと自体,初めて...
全部で1000本ぐらいのストックを持ってらっしゃるとのことで,とにかく歴史を感じさせる酒が出てくる出てくる.
# 基本的にはブランデーが得意なお店らしいのですが,モルトも300本は置いてあるらしいです.
変わり種を挙げると,
- 30年前,40年前のチンザノ(スイートベルモット)
- 30年前のプリマスジン
- 30年前のタンカレージン
などなど.
試飲会に参加したメンバーで違うものを頼んで,それぞれ少しずつ舐めさせてもらいましたが,すべて衝撃的!
特に,40年前のチンザノなんてとろみが出て,にが甘いシロップみたいで,とんでもなくうまかったです.
自分ではピアレスのボウモア18yoを頼んだのですが,こちらはこちらで,とにかくパヒューミーで,口紅みたいな香りがする変わり種でした.
口にひたすらパヒューミーさが残り,ポートエレンもアランもふっとびました(笑).
ちなみに,銀座のバーということでお高いかと思いきや,お会計はそこまでではありませんでした.
上記の酒は,ハーフで1,000円か,それをちょっと出るぐらい.
ハーフで2杯試すぐらいならチャージを入れても,3,000円ぐらいだと思います.
# ただ,あまりに落ち着いた雰囲気のバーだったので,まだまだ僕には分不相応でした...